OEM注意事項

印刷に関する重要な注意点

オリジナルスマホケースを製造する際、印刷の品質やデザインの仕上がりについていくつか注意すべき点があります。これから、スマホケースのデザインや印刷におけるポイントを詳しくご紹介します。特に印刷の手法や色味に関しては慎重に取り扱う必要があり、デザインが希望通りに仕上がるために、事前に理解しておくことが大切です。

1. 製品の印刷について(全商品共通)

まず、全ての製品に共通して知っておくべきことがあります。デザインを作成する際、必ずしも実際に印刷された商品の色味が、デザイン画面で見た印象や、発注者の思い描くイメージ通りになるとは限りません。デザインツール上で色が鮮やかに表示されていても、実際のプリント結果は若干の違いが生じることがありますので、その点をご理解ください。

また、同一デザインで再度製作を依頼した場合、異なる印刷機を使用することが多いため、前回と完全に同じ仕上がりになる保証はありません。この点も予めご了承いただけると幸いです。

さらに、印刷工程では微小なピンホール(黒点)などが発生することがあります。特に1mm以内の黒点は許容範囲となりますので、過度に気にすることなく進めていただければと思います。

2. UV印刷について

UV印刷は鮮やかで耐久性の高い印刷方法ですが、いくつか注意点があります。特に、アルコールやシンナー、化粧水などの液体や薬品、摩擦、熱などにさらされると、印刷部分が色落ちや変色、さらには剥がれる可能性があります。これらの影響を最小限に抑えるため、使用環境には十分に配慮が必要です。

また、爪など鋭利なものでこすったり、強い粘着力を持つ物を貼り付けたりすると、印刷が傷ついたり剥がれたりすることがあります。スマホリングの取り付けも避けたほうがよいでしょう。

3. 白ケースにデザインを入れる際の注意点

白ケースにデザインを入れる場合、特に注意が必要です。白ケースに白いデザインを印刷しようとすると、印刷部分がケース本体の色味に影響を受けるため、予想外の仕上がりになってしまうことがあります。デザインを作成する際には、白い部分を避けて、鮮やかな色合いでデザインすることをお勧めします。

また、白ケースの全面印刷や手帳型スマホケースの場合、印刷した部分の縁に若干のずれやミスが生じることがあります。これについても事前にご理解いただき、納得の上でデザインを進めていただけると安心です。

4. 手帳型スマホケースの印刷に関する注意点

手帳型スマホケースにデザインを印刷する際には、特に留め具部分へのデザイン配置に注意が必要です。マグネット式の留め具部分とデザインが重なると、印刷がずれることがあります。約5mm程度のズレが生じることがあるため、デザインの配置を工夫することが重要です。

また、手帳型のフチ(側面)部分にインクがつくことがあります。これは現時点では回避が難しい事象となっており、ご了承の上で進めていただく必要があります。

5. 昇華転写プリントによる側面印刷時の注意点

昇華転写プリントは、スマホケースの表面と側面にデザインを印刷する方法ですが、この手法を使用する際にも注意が必要です。側面部分は、転写紙が伸びる特性を持つため、直線的なデザインに歪みが生じやすいことがあります。特に直線ラインを使ったデザインでは、多少のずれ(最大5mm程度)を許容範囲としてデザインすることをお勧めします。

側面のデザインは重要な部分を内側に配置することが望ましく、側面にピンポイントでデザインを配置するのは避けるべきです。外側の赤点線の枠までデザインを配置することで、側面までの印刷が正確に行えます。

6. デザインエ上の色味と実物の色の違い

PhotoshopやIllustratorなどのデザインツールで作成したデザインと、実際にプリントされた商品の色が異なる場合があります。特に暖色系の色(赤、ピンク、紫、黄色など)は、画面上で見た色と印刷結果に差が出やすいため、デザイン作成時には注意が必要です。

また、昇華転写の場合、画面で見る色よりも赤みが強く出る傾向があるため、この点を踏まえたデザイン作成が求められます。特に赤やピンクのデザインは色味が大きく変わることがあるので、慎重に調整してください。

7. 印刷サイズや細線のデザインについて

デザインサイズや細い線の再現についても、注意が必要です。細い線や小さな文字は、印刷の際にうまく再現できないことがあります。特に線幅が1mm(3pt)以下のデザインは、プリントされない可能性が高いため、1mm以上のサイズにすることをお勧めします。

また、キャンパス系素材などの凹凸が大きいものに細かいデザインを施すと、再現が難しくなることがあります。デザイン作成の際には、素材や印刷方法に合ったサイズやデザインを選ぶようにしましょう。

これらの注意点をしっかりと理解していただければ、オリジナルスマホケースのデザインがより満足のいく仕上がりになります。プリントの特性を活かしつつ、納得のいくデザインを作成してください。